2012年4月28日土曜日

徒然草第百十段は保険の考え方の基本ではないですか。

徒然草第百十段は保険の考え方の基本ではないですか。

徒然草第百十段現代語訳

双六の名人と言われている人に、その必勝法を聞いてみたところ、「勝ちたいと思って打ってはいけない。負けてはならぬと思って打たなくちゃいけないのだ。どんな打ち方をしたら、たちまち負けてしまうかを予測したら、その手は打たないでおいて、たとえ一マスでも負けるのが遅くなるような手を使うのがよい」と答えた。

その筋を極めた人の言うことであって、研究者や政治家の生業もこうでなくてはいけない。

御回答よろしくお願いします。







「保険」の考え方は、

将来的に起こりうる(という意味で不確実な)、同一のリスクを持つ者が多数集まることで、その不確実なリスクが発生した場合に、保険料によって金銭面での損失を補う

というものであると、私は認識しています。

一方、「双六の名人」の考え方は、「リスクを減らす」ことを主眼としたギャンブラーのありよう、であると思います。



よって、徒然草第百十段は、保険の考え方の基本ではなく、麻雀や囲碁将棋、競馬などで生計を立てることを目論む人のためにある言葉、だという結論になりました。








保険は統計的なリスク管理なんだけど、

上記の話は、リスク管理とはちょっと違うと思います。

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