徒然草第百十段は保険の考え方の基本ではないですか。
徒然草第百十段現代語訳
双六の名人と言われている人に、その必勝法を聞いてみたところ、「勝ちたいと思って打ってはいけない。負けてはならぬと思って打たなくちゃいけないのだ。どんな打ち方をしたら、たちまち負けてしまうかを予測したら、その手は打たないでおいて、たとえ一マスでも負けるのが遅くなるような手を使うのがよい」と答えた。
その筋を極めた人の言うことであって、研究者や政治家の生業もこうでなくてはいけない。
御回答よろしくお願いします。
「保険」の考え方は、
将来的に起こりうる(という意味で不確実な)、同一のリスクを持つ者が多数集まることで、その不確実なリスクが発生した場合に、保険料によって金銭面での損失を補う
というものであると、私は認識しています。
一方、「双六の名人」の考え方は、「リスクを減らす」ことを主眼としたギャンブラーのありよう、であると思います。
よって、徒然草第百十段は、保険の考え方の基本ではなく、麻雀や囲碁将棋、競馬などで生計を立てることを目論む人のためにある言葉、だという結論になりました。
保険は統計的なリスク管理なんだけど、
上記の話は、リスク管理とはちょっと違うと思います。
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