2012年5月1日火曜日

外国でも2日制の棋戦はあるのでしょうか?どう考えても封じる側が有利(局面の一手...

外国でも2日制の棋戦はあるのでしょうか?どう考えても封じる側が有利(局面の一手先を自分だけが知っている)と思いますし、一局打つのになんで2日もかかるのか理解できません。2日の本当の目的は何なのですか?

おもに囲碁のことを言っているのですが。







2日制は日本だけの棋戦です。 要するに、最高の棋譜を残すために長時間にしているということなのですが、 時間が長過ぎても棋士の体力の問題や他の棋戦との絡みがあって 現在は 棋聖戦 名人戦 本因坊戦で持ち時間が8時間となっています。





封じ手については、そういう考え方があるかもしれませんが 封じ手以降の相手の着手までワカるはずはありませんし、 争いの無いところでは 想定どおりの進行になるかもしれませんが それでも どのような変化が発生するかは対局者でも想定できないことが多々あります。 その点については長年にわたり実施されてきたものであり 特に棋士から問題視されるような声が聞こえてこないので 大した影響は無いでしょう。





ちなみに、将棋棋戦には持ち時間が9時間のものがありますね・・・ それはそれなりということはできるでしょう。





なお、これまでの最高持ち時間の対局は 本因坊秀哉名人×木谷実七段(当時)の40時間(消費時間は 本因坊秀哉名人19時間57分 木谷実七段34時間19分)が最高であると記憶しています。 (本因坊秀哉名人 引退碁)








プロの長考の碁はいい棋譜ができるのです。

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