2012年5月7日月曜日

プロ将棋棋士の限界なのでしょうか?

プロ将棋棋士の限界なのでしょうか?

へぼですが、将棋好きのおやじです。

先月、将棋の米長元名人がコンピューターソフト(ボンクラーズ)に敗れました。チェスではすでにコンピューターのほうが強いようですが、将棋も時間の問題なのでしょうか?たとえば先手76歩・後手34歩としたとたん、あなたの負けです。のような事になるのでしょうか?400年以上も続く歴史ある将棋。様々な伝説がたくさん残る少しミステリアスに思える世界ですが、その頂点に君臨するのが、羽生さんでも渡辺さんでもない、コンピューターになってしまうのでしょうか?なにかとても寂しい気持になるのですが・・。







将棋や囲碁のような必ず結果が決まっているゲームで、人間がコンピューターに勝てるはずがありません。コンピューターとはそういった計算を最も得意としているものですからね。



今はまだ将棋ソフトがプロ棋士を凌駕するレベルに至っていないが、普通のパソコンでもプロ棋士の頭脳を上回る計算能力や記憶能力を備えているものです。



ハードウエアではプロ棋士に対抗できるわけですから、ソフトウエアは時間の問題でしょうね。



あと2,3年で羽生や渡辺レベル。4,5年でトッププロを凌駕するってところでしょうかね。








コンピュータは、定跡形には、ものすごく強いのですが、未知の局面や、力戦形での戦いは、まだまだプロのほうが上手です。

現役棋士のトップとコンピュータの差を埋めるには、まだまだ時間が必要でしょう。

少なくとも、あと20~30年は、プロ有利と思います。







皆さんコンピュータを大分評価なさってますね。

自分はコンピュータが得意ではないし、そんなコンピュータを作れる人間が現れるとは信じられません

質問者さんと同じく、コンピュータに人間が負けてしまうのは悲しく感じます

僕は人間がいつか負けるその日までに死力を尽くして負けるならばそれはそれで美しいと感じます

コンピュータという共通の敵を相手にもしかしたらコンピュータ相手の定跡が出来るかもしれませんし

何よりみんなでこうして議論できる事自体将棋の魅力だと思います







たとえば、チェスですと



Fritz 13 (DVD-ROM)という対戦相手が超1流でも高い確率で敗北させる事が出来るソフトもあります。

http://chessbase-shop.com/en/products/fritz13_eng



(そこらで売っているアマチュア用のソフトとはお話にならないほどの差があります。)





手の計算速度・能力も抜群だけでなく、歴代の有名なゲーム(150万以上)がすべてソフトのプログラムにインストールされています。



レーティングだと 超1流でもほとんどありえない ELO 3000+の能力を誇っています。

すでに超1流のプレーヤー能力を超しています。(現在の世界最強プレーヤーはELO 2835です。)

http://ratings.fide.com/top.phtml?list=men







注目すべき点は、スーパーコンピューターではなく、Windows のパソコンにインストールして遊ぶ個人用に発売されている誰でも購入する事が出来るソフトと言う事です。



まさに、個人用の究極のソフトです。





現在のパソコンの能力は著しく上昇していて、Windowsパソコンでもこのレベルのソフトで遊べる時代が来ました。











たしかに、将棋の方が取った駒を自分の駒として指す事が出来ますが、先ほども言ったように「Fritz13」は、「パーソナルコンピューター」用のソフトです。



これで、将棋は取った駒を指す事が出来るしチェスより変化が多彩だからまだまだ人間の方が強いと言えますか?







下に1億倍と書いている人が居ますが、チェスにしろ将棋にしろ 必ず試合前に決めた「持ち時間」と言う物があります。

これは、双方通常は同じ時間が与えられます。

当たり前ですが、時間が短ければ 人間、コンピュータ 双方考える時間が短く、長ければ双方考える時間が長くなります。

時間が多ければ、当然コンピューターも短い時間の試合より何手も先を考え、人間が指すあらゆる手をすでに予測してます。





たとえば、特別に開発したコンピューターで 能力が、4Ghz 8コアCPUx8・歴代の100万以上の有名なゲームが組み込まれ、通常パソコンソフト限界(チェスだとFritz13級)の50倍の計算能力を持ったプログラム・256GBのメモリ で勝てるでしょうか?





今となれば、昔のようにスーパーコンピューターではなくても、普通の市販パソコンより多少高度な能力を持ったコンピュータで動く将棋プログラムを開発すれば、完全にお手上げでしょうね。







2020年以内にはパーソナルコンピューターソフトでも将棋ソフトが人間をほぼ100%敗北させる事が出来るソフトが出ると思います。この頃のパソコン能力の上達速度は目を見張るものがあります







現在、将棋で Fritz 13の様な一般用のソフトがあるかは分かりませんがチェスで出来るのですから将棋でも近々パーソナルソフトでも人間の頭脳の限界に近くなってるでしょう。





最後の勝者は間違いなくコンピューターです。

また、コンピューター同士のゲームをプロが見ても理解に苦しむ手がいずれ出てくる日が来るかもしれませんね・・・







マスコミに将棋を売り込もうとする陰謀でしたが、世間はプロ棋士のシステムを知らないのでプロの代表が負けたような捉え方をした人が多かったようですね。

将棋の敗戦を含めて、米長会長の読みが二重に甘かったようです。







プロ棋士というか人間の限界は当然あるよね。



将棋も時間の問題だよ。

チェスの1億倍くらいの変化があるから、コンピューターが追いついてないだけだよ。



でもまだ10年は大丈夫。

いくら元名人が負けたとはいえ、クソジジイが負けただけだから。





例えるならば、

「元巨人の4番の長島茂雄が野球界を代表して、150kmのピッチングマシーンに挑戦してる」かんじだよ。



野球はみんな詳しいから、「え~、巨人の4番ってこんなにしょぼいの!?」とはならないよね。

でも将棋だと、「え~、プロ棋士ってコンピューターに負けちゃうんだ。」ってなるよね。



だから米長が負けたっていうのは気にしないでおっけ。まだまだ時間はあるよ。







いつかは必ず必勝形の答えが出るでしょう。

頂点に君臨するのは間違いなくコンピューターです。

一日も早く人間では全く歯が立たない程のコンピューターが出現することを期待しております。

10年以内に結論が出るでしょう。コンピューターの益々の発展をお祈り申し上げます。







先の方の回答にはいくつかの誤りがあるように思います。

まず、コンピューターオセロについてですが、確かにコンピュータオセロは10年以上前に人間のチャンピオンを遥かに凌駕していますが、初手からの完全解析が完了しているわけではありません。完全解析されて結論が出ているのは6×6盤のオセロのみのはずです。

またソフトの強さにについて、将棋はアマトップレベルを超えているといっていいと思いますが、囲碁ではまだ格差があります。

将棋についてはソフトがプロを超える日はそう遠くない(もう並んでいるかも?)と思われますが、ただ、それはまだ勝ち負けのレベルの話であって、将棋というゲームの完全解析(>たとえば先手76歩・後手34歩としたとたん、あなたの負けです。のような事になるのでしょうか)を意味するわけではありません。

将棋というゲームの完全解析はそう簡単にはできないはずですから、「定跡を覚えたほうが勝ちになる」というのは誤りです。仮に完全解析される日がきたとしても、人間の頭で記憶できるはずもありませんしね。







オセロではとうにコンピューターが全ての手に対して最終局面まで計算します。同じように囲碁や将棋でも近い将来コンピューターが人を上回ると予測されています。諸説ありますが個人的には10年以内かと思います。つまり定石を覚えた者勝ちということになりますね。

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