2012年5月3日木曜日

今の技術でコンピュータで、オセロや将棋・囲碁を人間と戦わせたら 人間は到底、...

今の技術でコンピュータで、オセロや将棋・囲碁を人間と戦わせたら



人間は到底、敵わないでしょうか?

羽生さんが30手先まで読んでもコンピュータなら1000手先も読めるのかな~

なんて思いました。



宜しくお願い致します。







まず結果から述べますと、

オセロ:コンピュータの勝利

将棋・囲碁:人間の勝利

これはあくまでも現時点での話です。



オセロですが、6×6マスにおいては全通りが計算され必勝法が見つかったため、コンピュータに勝つことは不可能となりました。正式な8×8マスについては、まだ全ての場合は計算されていないため、必勝法などは見つかっていませんが、ほぼ人間がコンピュータに勝つことは不可能になったでしょう。

次に、将棋ですが、現代の将棋ソフトはめまぐるしい進化を遂げ現代ではプロを脅かすほどの強さとなりました。たった十年前ではまだアマチュアでも勝てるレベルだったものが、プロでさえ勝てなくなってきています。前月でしょうか、元名人であった米長氏も公式対局でコンピュータに負けてしまいました。一度頂点(正確には違いますが)にのぼった人までも負けてしまったのです。ただ、現役を引退して10年以上たっており、現役を引退する時でさえ将棋の実力は大分落ち込んでいたということもあり、今ではプロになれるかどうか危ういレベルまで下がっていたようです。冒頭に将棋は人間の勝利と書きました。これは、現在コンピュータはプロを脅かす存在になってきてはいるものの、プロのなかでもトップ棋士に関して言えば、致命的な大きなミスをしてしまわない限り負けないようです。まだまだコンピュータもトップ棋士には及ばないとのことです。

最後に、囲碁ですが、囲碁に関してはコンピュータはアマチュアの4段くらいの実力だと言われ、プロどころかアマチュアの強い方にさえコンピュータは勝てないようです。

以上、現時点での状況について書きましたが、コンピュータの進化もすさまじいので、いつかは将棋も囲碁も人間はコンピュータに勝てなくなる日がくると思います。もしかしたら10年後にはそうなっているかもしれないですね。

ただ、どこかで読んだのですが、将棋と囲碁の指し手をどんなくだらない手も含めて、だいたい1局の将棋と囲碁の手数を考えると、地球に存在する原子の数よりも多くてなんだらかんだら・・・・今の最新のコンピュータを使って計算させたとして、地球が生まれた日から現在まで時間をかけても計算することは不可能らしいです。

そのことを考えると、序盤から終盤に行けばいくほど読み手が少なくコンピュータは最強へとなっていくのですが、くだらない手を除いて計算させるためでしょうか、序盤などは過去のプロの棋譜を参考にプログラムされてますよね。プロのものつまり人間のものをお手本としているようでは、コンピュータは人間を抜かせそうで人間のトップと並ぶまでしかいけないのかもしれませんね。








いまどきのコンピュータは、計算能力は、将棋のトッププロを上回る能力があるのは、誰しも認めるところです。

しかし、コンピュータが将棋をやるためには、将棋用の思考を仕込んだソフトウエアが必要です。

ソフトウエアには、駒の動き、駒の損得、玉の堅さ、定跡手順などを、数値計算でやる方法を仕込んでおく必要がありますが、将棋では、それが、まだまだ未完成です。

最近は、良い計算方法が出てきて、奨励会員の上のクラスくらいの腕前になってきたようですが、未知の局面での危うさは、依然として残っています。







実際にチェスや将棋では、プロと対戦しているようです。

http://www.asahi.com/culture/update/0114/TKY201201140228.html

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1000手も指すような激戦を見た事がありませんが

(※羽生氏は直線で30~40手、分岐して300手程度読んでいるそうです)



コンピュータは全ての手を「記憶」し、勝てる可能性が大きい方へ運んでいくのが自然な流れかと思います。

将棋には「絶対に勝てる手段」はありません。テニスなどのように自分の全力を出せばいいものではないのです

時にはワザと悪手を指し、相手の計算に生じた狂いを使う必要があります。(羽生氏曰く殆どが悪手であるらしいですが)

コンピュータの場合は、これをやられると計算が難しくなるでしょうね…



コンピュータの性能が上がれば、確かに時間切れは無くなるかもしれません。

最終的には先手であれば勝てる、ぐらいの物は出来るかもしれません

ですがそれは同時に、後手になれば負ける可能性があるという事になります







人間よりもコンピューターの方が優れた時代になりました

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