高校に入って、将棋部に入りましたが強くなれません。やっぱり将棋も囲碁同様、詰...

高校に入って、将棋部に入りましたが強くなれません。やっぱり将棋も囲碁同様、詰め将棋をひたすら解くべきでしょうか？

中学校時代は、囲碁をやってましたが、囲碁は「文字ではなく詰碁問題」と張栩名人の揮毫にあるように、ひたすら詰碁を解きまくって、１年半で段位を取ることができました。

囲碁をやってただけに、読みには自信があったのですが、まったく通用しません。駒の動かし方や駒そのものを「動かす」ってところが難しいんだと思います・・・。

将棋を始めてすぐに図書館で定跡本やら技術本やら借りて読み漁りましたが、強くなれません。やっぱり詰め将棋から入るべきでしょうか。ちなみにYAHOOゲームの将棋でレート１０００～１１００をいったりきたりです。

ケースバイケースですね。あなたの場合は終盤における読みがしっかりしてるので詰め将棋はあんまりいみないでしょう。

終盤はしっかりしてるのであとは序盤と中盤を磨けばいいのです。

勉強方は次の１手問題を解けばあっという間に強くなります。

駒がよくはたらくように中盤のねじりあいが強ければパープルです。

囲碁も将棋もそうなんですが、大抵が



強くなりたい→詰め碁・詰め将棋やれ





なんですよね………





たしかに読みは鍛えられます、



が、私がYAHOOゲームで打つと思うのは、みんな早打つ過ぎることです





過半数が一手5秒使いません



囲碁で終局までに持ち時間を5分使わない方もいます。これで読む時間あるの？



私は、囲碁六段・将棋四段ですが、



強くなったのは、少しでも先を考えようと意識して、時間を使って打ち始めた頃からです





アマだと、そういう考え方が強さにかなり関わって来ると感じます

詰将棋が全然解けないのならば、やったほうがよいでしょうけど、基本的に詰将棋をやっていても序盤で形を作れなければ勝てないと思います。

詰将棋はしっかりしているみたいなので、後は実戦での大局観のところでしょうか。



そんなときは、将棋年鑑にあるプロの将棋の棋譜並べをしてみてはいかがでしょうか？男性プロの将棋は一度棋譜並べをしたところで狙い筋が分かりにくいのですけど、水面下で狙いを秘めていたり狙い筋を消しているという手もあります。また、女流プロの将棋はやりたいことがはっきりしているために狙い筋がわかりやすいです。できれば将棋年鑑１冊よりも２冊以上並べてみるほうが力がつきます。得意な戦法や不得意な戦法に関わらず、終盤に至る一局の流れを追う視点で並べてみるほうがいいですね。頭の中にいい筋を残すようにすることです。



また、対局をしていて悔しい場面やうまくいった場面もあるはずです。そんな感触を忘れないように局面を抜き出して図面用紙に書き留め、後で見返してみるというのもあります。できるだけ記憶に残すことですね。

図面用紙 http://www.rakuten.co.jp/shogi/491198/398024/



いつも対局後に感想戦をしてますか？悔しい負けは忘れようとすることができるけれど、「何だか心につかえるものがある」ときは相手に「この場面ではどう指したらよいのだろうか？」と聞いてみるのも勉強です。