囲碁で黒番と白番を決めるときに握りますが、1個とか2個とかでも問題はないのでしょうか?それとも自分が偶数か奇数か分からない位に握るのが常識でしょうか?
1個とか2個でも問題ありません。
通常上座(上位)の人が白石の入った碁笥を右手に(あるいは手前に)見える位置に座ります。そして、白石を握り盤上に置きます。個数は何個でも構いません。両手ですくう人もいるくらいです。その後、それに対し下座(下位)の人は黒石を1個(奇数先手の意思表示です)もしくは2個(偶数先手の意思表示です)を盤上に置きます。すると、白石を置いた人が白石を2個ずつ並べます。そして白石が1個残れば、奇数個、丁度2個なら偶数個になります。黒石の人の意思表示と同じ数の白石であれば、黒が先手となります。異なれば、白石と黒石を交換するか、もしくは、席を交代します。NHK杯では席を交代していました。
2007年11月08日第32期囲碁名人戦七番勝負第7局 握り&第一着の模様はこちら。(囲碁名人戦七番勝負第7局1日目、握りで張栩挑戦者が黒番になり、第一着を打ち下ろす。)当時高尾紳路 名人が白石を置き、当時張栩 碁聖が黒石1個を置きました。その後高尾名人が白石を2個ずつ並べ、1個残りましたから白石が奇数でした。張栩 碁聖が奇数先手を意思表示しておりますので、張栩 碁聖が先番(黒)と決まりました。
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http://www.asahi.com/video/TKY200711080237.html
白石を複数握って、黒石を1個あるいは2個出すのが普通です。
さっと石を握ってしまえば、1個か2個かというのはワカらないですから、 特に問題は無いでしょう。 ただ、 その〔ニギリに関するルールが無い〕ということについては確認をしていません。
1個か2個でも問題ないと思いますが、握る瞬間を相手に見られる可能性があるから多く握るのだと思います。自分で偶数奇数を決めたいのなら、最低でも3個か4個にしておいたほうがいいです
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